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Mr. ハンディーは、ゼネラル・アトミック・インターナショナル社とロブコ工業との共同開発事業の一環として開発されたユーティリティロボットです。一般的な雑用オートマトンとして設計されました。彼らは非常に高機能であり、自分自身を守るために火炎放射器と丸鋸を装備しています。しかし軍事用に改造された"Mr. ガッツィー"と比べると、その戦闘効率は天と地の差があります。
背景[]
Mr. ハンディーシリーズは、ロブコ工業のいくらかの協力のもと、ゼネラル・アトミック・インターナショナル社から一般用務およびメンテナンスユニットとして2037年に最初のモデルが発売されました。名前の由来はその多い手の数から来ています。[1] Mr. ハンディーは主にアメリカとメキシコ(2042年に起きたメキシコシティー大震災の後、トップセラーとなりました)で使用されており、非常に信頼性の高いロボットでした。複数のアーム動作の干渉を発生させていた初期のバグは、2039年のハードウェアアップデートによって修正されました。それ以来、特に重大な問題は起きていません。主要なセールスポイントは、(Calpower社からライセンスを供与されたモデル238Bの) 原子力発電ユニットと自己メンテナンスモードでした。複数のMr. ハンディーが仕事の状況を自分たちで判断(自己診断)し、対応することができ、その上核燃料の交換作業も完璧にプログラムされていました。二次プログラムでは給油後の放射線を浄化処理する機能もありました。
彼らはかなり雄弁な会話が可能であり、普段は殆どの場合、ギザな訛りをもつ英語で(Mr. ガッツィーはアメリカの訓練係の軍曹声で)礼儀正しく話しますが、時々侮辱を暗示させるような事を呟くことがあります。彼らの大部分は非常に愉快で個性があります。そうしたいくつかのMr. ハンディーのモデルが個人的な執事としてプログラムされ、コマンドに関する面白いジョークを言うように改変されています。彼らの"ユーモアエミッターアレイ"は使用後、再充電が必要です。また、彼らは集積液体冷却器を使用することにより、空気中の湿度を抽出し、周りの空気を零点以下まで冷やすことで、3日間の間にきれいな水を5つのボトル分、無償で生成することが可能です。
Mr. ハンディーには少なくともType-I、Type-IIの2つの異なるモデルがあります。その他にも、軍事用モデルであるMr.ガッツィーや、民間医療用モデルであるMr.オーダリーが存在します。
大戦争の前、ジェネラルアトミックインターナショナル社とロブコ工業は、Mr. ハンディーの現行モデルに、手やその他のシステムを追加するアップグレードを施そうと[2]考えていました。しかし戦争の勃発の影響で、Type-IIはマリポーサ軍事基地のような軍事施設にのみ送られ、ニューカリフォルニアでテストされました。またType-Iは非軍事セキュリティロボットとして時々使われました。なぜなら大企業はクリアグリーンカラーとレプコン社が好きだったからです。
Type I[]
- センサー: 基本的な3つの目のセンサー
- コミュニケーター: 人間的な声を伴う高度な通信機。ユーモアエミッターアレイ (更新済み)
- 腕のモーター: 超柔軟な3つのアームモーターとその先端に鋸刃、別の腕の先端に小型発火装置
- 推進力: 単一ジェット駆動のホバリングシステム
- 付属品: 火炎放射器として使用できる小型発火装置と鋸歯
- 部分組立品: 頭部、3つの目、3本のアーム、1つのポッド、凝縮コレクターとユーモアエミッターアレイ
Type-II[]
- ブレイン: 小さなコンピューターブレイン (0.45 kg)
- センサー: 基本的な1つの目のセンサー (0.3 kg)
- コミュニケーター: 不穏な声を伴う基本的な通信機。 (0.2 kg)
- 腕のモーター: 超柔軟な6つのアームモーター (2.7 kg, .1 kW)
- 推進力: 2つの200キロワット モーティブパワー・ダグデットファン, 推力偏向 (66 kg) GEVスカート
- 付属品: 一体型メカニックツールセット (4.5 kg)
- パワーシステム: ルーチン所要電力400.6KW。 200KWの出力(102キロ、2年耐久)を有する原子力発電装置。27万KWの出力を有する8つの充電式エナジーセル (9 kg)。
- 部分組立品: 頭部、2つのポッド、6つのアーム
- ボディー設計: ハウス・原子力発電装置、充電式エナジーセル、一体型メカニックツールセット、小さなコンピューターブレイン。
- ヘッド設計: ハウス・センサー, スポットライトとコミュニケーター、フル回転。
- ポッド設計: ハウス・ダグデットファン
- アーム設計: ハウス・アームモーター及びマニュピレーター
名付 Type-I ユニット[]
- アンディ
- コズワース
- Godfrey
- Mr. Janitor
- Milo, shipping foreman
- Mister Buckingham
- Python
- Rhonda
- Sparks
- ツアーガイド
- Wadsworth
- ホワイトチャペル・チャーリー
名付 Type-II ユニット[]
- Crashed vertibird robot
- Unit 462
有名な発言など[]
- "ご用件は何でしょうか?"
- "それは素晴らしい… ロボットを皆殺しにしていただけるのでしたら…"
- "この血は誰が掃除するのでしょう? やはり私でしょうね…"
- "ああっ、もし私に手があったら、私自身が首を絞めてさしあげられるのに!"
- "もっと紳士的な戦い方をなさってください (原文はMarquess of Queensberryという単語を使った比喩表現)"
- "祖国のために!"
登場作品[]
Type-II のMr. ハンディーは Fallout と Fallout 2に登場します。また彼らはVan Buren(開発中止となったBlack Isle StudiosによるFallout 3)にも登場予定でした。Type-IのMr.ハンディーはFallout 3 と Fallout: New Vegasに登場します。. またMr.ハンディーについてはFallout Tacticsでも言及されています。
舞台裏[]
- Fallout: New VegasでのMr.ハンディーの声は、付加的なロボットエフェクトを持ちます。
ギャラリー[]
情報源[]
- Mr. Handy design document
参考文献[]
- ↑ Fallout 2 公式攻略&秘密本
- ↑ Fallout: New Vegasでの"アンティーク"なモデルについての記述 - 手が多すぎて困ることはありません。3つ? 4つあってはどうでしょう? そうした着想から、ロブコ製品の中でも傑出した人気を誇る(そして費用効果の高い)ロボット「Mr.ハンディ」型が生まれました。お母さんがキッチンにいればチタン製の回転電動のこぎりで、お父さんがガレージにいれば徹甲レーザーアレイで、いつだって家事をお手伝いします。そしてMr.ハンディは役に立つだけでなく... あなたの友達でもあるのです。
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